鍬と本について

where people come and go

小さな島の古い郵便局舎に集う

暮らしと仕事の場所として

「みんなで集いながら働く場所」として再生された築120年の古い郵便局舎。

人口約150人の瀬戸内に浮かぶ小さな島にある「鍬と本」は、旅をしながら働く、暮らしながら働く、そんな人たちが行き交う場所です。

普段の場所から1日離れて過ごしてみたい。月の半分は島に働きに来てみたい。
1年のうち3ヶ月は島で暮らしたい。これから島に住む足掛かりにしたい。島に住みながら働きたい。
どんな関わり方でも大丈夫です。

色々な生き方をそのまま受け入れて過ごす。

島の文化を大切にして、島の空気を感じてもらいながら、新しい風も歓迎する。

昔の郵便局のように、人が交差する場所となること。
そして、新しいことが思い浮かんだり、安心できる場所であれたらと願っています。

鍬と本 コワーキングスペース

私たちのこと

暮らしながら働く

「働く」ということは密接に生活に関わっています。有限会社ケノヒでは男木島で「暮らしながら働く、暮らすように働く」ことを目的としてコワーキング併設の古民家宿 鍬と本(くわとほん)を創りました。
男木島はとても小さな島です。人口は約150人、島の全周は約7km。代表の福井大和はこの島で生まれ育ち、大阪へ進学、そして家族を連れてこの島に戻ってきました。

有限会社ケノヒでは、Webサイトの制作を中心として、藍染の製品を作って売ったり、オリジナルブランドを立ち上げたり、ずっと「手を動かして創る」ことを会社の中心において運営してまいりました。

そして現在、男木島にて持続可能な社会を作ることへ取り組んでいます。

名前について

「有限会社ケノヒ」とコワーキング併設の古民家宿「鍬と本」

鍬と本を運営している有限会社ケノヒは、柳田國男によって見出された日本人の伝統的な世界観のひとつハレの日ケの日から、名前をつけました。
ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表しています。「ケノヒ」には日々のことに寄り添った地域に根ざした事業をおこなっていく気持ちを込めています。

「鍬と本」(くわとほん)という名前は晴耕雨読、晴れの日は外で働いて雨の日は中で本を読む、そんな自然のリズムに合わせた生き方がこの島にはぴったりだというところからつけています。

どちらも男木島での暮らしへの願いからつけた名前です。